英語講師紹介

「早く卒業したい!英語から卒業したい!」と、英語は大の苦手だった中学校時代。

 よって、大学では第一外国語として中国語を選択。夏休みのバイト先で、アメリカ人のお客さんと会話したことを、きっかけに、英語に興味がわき、大学4年の春、6ヶ月間渡米。渡米先で、アメリカ人ファミリーとの温かい交流に感動し、帰国後、英語学習を独学(参考書・問題集を使って)。大学卒業と同時に米海軍佐世保基地/艦船修理部にてタイピスト・警備部にてパス発行所主任、合計12年勤務。

 それから、横須賀で夫と犬たちと1年半暮らし、佐世保に帰郷。AIU佐世保代理店の分室長(現在のAIG損害保険会社)で、米軍事顧客を対象に、保険募集、査定アシスタントの業務に就き、ある日、テレビ番組で「カンボジア学校建設」を観て、学習したくても、出来る環境がない子供たちを知り、「わたしは、なんのために仕事をして、生きているのだろう?」と、思い、学習塾系の職場に転職。そこで経験を得たのち、親友から、「自分で教室をしたら?」と、背中をおしてもらい、現在に至る。



今思っても、英語が苦手でした。

 英語のテストは、ほとんど勘で答えを選んでいました(笑)まず、三人称単数の意味がわからなかったし、現在完了形と過去形、どこがち がうの?英語より、解説の日本語に惑わされて混乱。それらは、日常つかわない日本語表現、英語の試験の翻訳の世界にしか存在しない日本語。それらから、英語を理解するのが、とても難しく、英語話せなくても、生きていけると思っていたのに、今、英語を教えることを仕事にしているのが不思議です。大学時代、「生徒諸君」の北城尚子のような教諭になりたいと、教職課程を履修しましたが(笑)大学4年の時、私の教育に対する熱は冷めており、渡米しました。


バイト先で。

 「英語が話せるなら、フロントで、あなたを使ってあげるわよ」と、部長から声をかけていただき「話せます」と即答、その足で本屋さんに行き「一日で話せる英会話」という本を購入。その日の晩に読破。翌朝から英語が話せると、その本のタイトルを信じ、実践!その部長から「あら、話せないじゃないの」と言われても「いいえ、話せます」と言い切った私がすごい!(笑)


脳機能学の学習をとおして。

 前の職場では幼児から小学生英語を教えていましたので、中学校、高校生英語の指導の際、一番悩んだのは、どうしたら、英単語を覚えるように教えられるのか?でした。人間の脳は、宇宙や深海のように、未だ科学で解明できていません。しかし、癖は、知ることが出来ます。レッスンでは、脳機能学からの学習の仕方、なぜ、英語で考えることや話すことで、更に脳を開花できることなどを話しています。


何になりたいの?なりたいものがない。。。

 Want 「欲しい」 Need「必要」の違いがわからない生徒さんたちは、これらの英単語を習得するのに時間がかかります。つまり、実体験がないと、理解できないということです。生徒さんたちが、want 欲しいものは、ゲームやスマホが定番。毎日生活するために、必要な、文房具、食料、水、空気など、当たり前のように与えてもらうので、need必要の理解が難しそうです。同様に、何になりたいの?の質問に「まだ、決めてない」という生徒さんや、「決めていないけど、お金が稼げる仕事」という生徒さん。「人は社会貢献、奉仕をするために生まれ、生きる」と、ユダヤ人の子供たちは、そのように声をかけられ育つと言われています。そして、ノーベル賞受賞者で一番多い人種は、ユダヤ人です。日本では、「好きなことを仕事に」と言えるように職業の選択は自由になりました。しかし、本当に自分の好きなことを、仕事にできるのでしょう?やりがいのある仕事とは、好きな仕事でしょうか?

 私は、私の今の仕事を天職と思っていますので、「仕事」とは言わずに「英語を学ぶ仲間たちと会う」と、言っています。命が尽きれば私は自然に帰ります。それまでの間に、英語学習をとおして、理解する、理解されることの喜びを生徒さんたちに伝えたいです。それは、国境を越えた人たちだけでなく、動物や自然との理解を含みます。